ぶらり金沢街めぐり

今回私にとって~創造者たち展~の為に訪れた金沢は、子どものころから飛騨に住む祖父母を訪ねる時に電車で通るなじみ深い場所でした。

 

限られた時間の中ですが、過去と未来が交差する思い出深い旅になりました。

よろしかったらお付き合いください。

北陸新幹線開通後も、金沢までは在来線でつながっているので

京都からは、よく帰省に利用していた懐かしい特急サンダーバードに乗りました。

サンダーバードの出発は日本一長い、京都駅の0番ホーム。

約3年、京都駅新築工事の現場事務所に勤務していたので、雨よけの屋根のデザインが懐かしいです。

新しくなった金沢駅の有名な『鼓門』です。想像以上に大きくて、写真に入り切りません。

いつもの通り、街巡りは少し遠くてもできる限り徒歩で満喫します。

今回の旅でも一番行きたかったのは、ステンドグラスが美しい尾山神社です。

約30年前、初めて金沢に訪れた時偶然出会い、七色に輝く飾り窓に魅了されました。令和初日だった為か、御朱印に並ぶ長蛇の列は驚きです。

尾山神社には、前田利家公の馬に乗った彫刻の隣に奥方のお松の方の石碑もありました。

近江町市場は、ひときわ混雑していました。しかし今回イカのお刺身を食べて帰ろうと楽しみにしていたので、いつもなら人込みは極力避けてしまいますが、お寿司のフードコートを発見したのでミッション完了できました。美味しかった♪

そして今回、どうしても会いに行きたかったのが、兼六園にある滋賀県の有名な琵琶湖八景の一つ~唐崎の夜雨~に登場する唐崎神社の霊松の子孫です。

 

一昨年の夏、急に唐崎の松が枯れてしまい、こちらも不思議なことにその春呼ばれるようにして、松をスケッチしに行っていたのでとても残念に感じていました。

 

スケッチの時、疲れた・・と元気のない声が聞こえてきたので心配していたら、その後、本当に一瞬で枯れてしまいました。

 

そのため、日本に残る唐崎の松の子孫にどうしても会いたいと以前から考えていて、今回良い機会なので、松の声を聴いてこようと思ったからです。

 

 そして今回初めて出会った、兼六園の唐崎の松はとても元気で楽しそうでほっとしました。

 

水面を長く這うように伸びる枝は、唐崎の松そのもので良かったなあと嬉しく思いました。

 

古来から訪れた世界中の人の心を掴み愛され、芸術に残されてきた唐崎の松が、これからも大切に生きていける環境づくりは、私たち一人ひとりの意識が作っていくのだと痛感しています。

*金沢城跡 石川門

ノートルダム大聖堂もそうでしたが、あの美しい薔薇窓に、もう会う事は出来ません。つないでいくことの責任は重くても、無くなってしまう悲しさを思うと、人として神様から託された大切な役割だと感じています。

 

そして金沢の街は、そんな日本の心を人が大切にしているからこそ、沢山の観光客を魅了するのだとわかりました。

 

この旅は自然も文化も、人の心も体も一度壊れてしまえば簡単には元には戻せないことを、思い出させてくれました。