万葉花集

古代から日本で歌われてきた『和歌』は、中国の漢詩に対して、~五七五七七~の形式で読まれ親しまれてきました。

 

有名なものに万葉集、古今和歌集、古事記歌謡、百人一首などが残されていて当時の様子を偲ぶことができます。

 

アトリエKuni houseでは、その中でもその時代の原風景ともいえる、自然や植物を読んだ句を取り上げて、その花のボタニカルアート等を添えて本にまとめてみようと思います。

 

秋の七草の句

~萩の花 尾花 葛花 撫子の花

女郎花 また藤袴 朝顔の花~

山上憶良

 

ハギの花 オバナ クズバナ ナデシコの花

オミナエシ またフジバカマ アサガオの花

(参考文献 万葉集 講談社)

近江の句

~淡海の海 夕波千鳥 汝が鳴けば

情もしのに 古 思ほゆ~

柿本人麻呂

 

近江の海の夕暮れの、波間に遊ぶ千鳥たちよ、おまえ(汝)らが鳴くと私の心も悲しみにうちしおれる、遠い昔がただしのばれて

(参考文献 万葉集 講談社)